平成30年三医会関西支部 学術講演会集会・情報交換会が、平成30年2月4日(日)午後2時よりホテルクラウンパレス神戸5階「MIDTOWN」で開催されました。
今年の幹事学年は平成6年卒の先生方で、総合司会を赤峰 敬信先生が務められました。
岡本 崇先生の開会の挨拶の後、初めての試みである施設紹介が始まりました。
医療法人くみこクリニック 理事長 向田公美子先生(平成6年卒)から「女医、母、妻としての選択肢〜自由診療クリニック開業」というタイトルで、どうやって生き延びてきたか、という波乱万丈の開業についてお話しいただき、ご自身でプロデュースしている石鹸もプレゼントしていただきました。次に、きょう整形外科・神経外科クリニック院長
姜 良勲先生(平成6年卒)から「想いの結果として~世界最先端の脊椎内視鏡手術専門有床クリニック」というタイトルで、脊椎ヘルニアや側弯の最先端の手術についてのお話と「チャンスを前もってつかむ準備をする」という力強いメッセージをいただきました。
学術講演に移り、
学術講演Ⅰ「冠動脈疾患患者による脂質低下作用の意義」みどり病院病院長 室生 卓先生(昭和61年卒)から脂質低下の治療についてと関西支部の現状についてのお話がありました。
学術講演Ⅱ「小児麻酔 今昔」関西医科大学麻酔科診療教授 大井由美子先生(昭和59年卒)座長 野島 道生先生(昭和59年卒)では、こどもと大人の麻酔の違いについて、昔と今の麻酔の変化についてのお話がありました。
学術講演Ⅲ「造血細胞移植の進歩 ー基本的なことから最新までー」三重大学大学院医学研究科小児科学教室教授 平山雅浩先生(昭和61年卒)、座長 室生
卓先生(昭和61年卒)では、造血細胞移植の条件や合併症について詳しいお話がありました。
普段触れることがない分野のお話を第一線で活躍されている先生方から直接伺うことができ、大変勉強になり大いに刺激を受けました。
その後、三医会会長 井村正史先生(昭和56年卒)から「最近の三重大学医学部と三医会の状況」特に、昨年の西医体での活躍と今年主幹に対しての協力依頼がありました。
関東支部 押 正也先生(昭和53年卒)と東海支部 水元 亨先生(昭和61年卒)からご挨拶を頂き、集合写真を撮影して情報交換会となりました。
情報交換会では、室生支部長をはじめとするサニーオールスターズOBのみなさんの素晴らしい演奏を聴きながら、同級生との旧交を温めたり、新しい出会いに話が盛り上がったりと、楽しい時間はあっという間に過ぎました。
最後に、来年幹事学年となる平成7年卒の先生方からご挨拶を頂き、盛会裡にお開きとなりました。
■細野進先生(S51年卒)の撮影された写真をUPさせて頂いています。